2021年11月16日火曜日

火災避難訓練

 火災避難訓練を行いました。今回は,授業中でなく放課時に起きたという設定でした。事前に教職員には出火場所を知らせず,児童にはさらに時間をも知らせず行いました。臨機応変な対応ができるようになる訓練でもあります。家庭科室で非常ベルが鳴ります。児童には,近くに異常がなければ,その場でしゃがんで待機させ,職員が火元やその様子を確認後,放送で出火場所を知らせ,屋外へ避難の放送を入れます。確認している間に担任等の教職員が教室・トイレ・廊下等の児童を掌握します。



火元から遠い経路を通っての避難になります。今回,放課時の避難訓練は,初めてであったので,混乱やけがを防ぐために,出火場所はふだんの児童の学校生活の活動場所より遠めの家庭科室にしました。





運動場では,消防署員や校長先生から訓練の講評をいただきました。避難開始から5分での避難完了はとてもよかったです。

その後は,低学年は,低学年用の映像視聴,中学年は,水消火器体験,高学年は,高学年用の映像視聴を行いました。




今回の訓練で,児童も放課時の避難の仕方がわかったと思うので,次回は,もっと児童が生活する近い場所から出火という状況設定も考えています。あまりに出火場所から近い児童は,放送を待たず自分の判断で避難することも出てくることでしょう。