2021年3月23日火曜日

今日の給食:釜石料理

今日のメニューは、ご飯・牛乳・ひっつみ汁・鰆のごま味噌焼き・糸切り昆布の炒め煮・リンゴゼリーです。

令和2年度最後の給食になりました。今日は、釜石料理です。東海市は、平成19年3月24日に岩手県釜石市と姉妹都市になりました。そこで今日は、岩手県の郷土料理「ひっつみ汁」が提供されています。「ひっつみ」は、小麦粉を耳たぶくらいの柔らかさになるまで水でこね、2時間ほどおいた物をひっつまんで鍋に入れることから、この名前がつけられました。「ひっつまんで」とは「ひきちぎって」という意味の方言です。昔は米を節約するために、ひっつみを主食や農作業の間に食べていました。また、釜石市は漁業の盛んな地域で、たくさんの魚や海藻が獲れるので、魚や海藻を使った献立も提供されています。厳しい寒さと戦いながら、家族の健康を願い、その土地に暮らす人々の知恵と工夫によって受け継がれてきた岩手県の郷土料理を、子どもたちは十分に味わうことができたでしょうか。