今日は,十五夜です。秋の豊作を願ってすすきや野菜,月見団子を飾ったり,豆や芋を食べたりします。十五夜(中秋の名月)と満月と重なるのは,8年ぶりということです。やや午後からは,東海地方は雲に覆われるというので,見えるかどうか心配です。私がすんでいる名古屋市緑区大清水あたりでは,「お月見どろぼう」という風習があります。子どもは,月よりの使者といわれ,この日だけ月団子を盗むのを許されていたといいます。今は,子どもたちが,各家庭を訪れ「お月見泥棒です」というと,各家庭からお菓子がもらえるようになってます。子どもたちは,リュックサックいっぱいのお菓子,およそ1か月分ぐらいのおやつの量をもらっていました。ハロウィンみたいです。親は,お菓子の用意で大変でした。近くのスーパーでは,「お月見泥棒コーナー」もあって,お菓子の売り出しをするので,購入してきて,さまざまなお菓子をビニル袋に入れたりして一人分を用意していました。手間がかかるの,だんだん,買った袋のまま玄関前においておき,「お月見泥棒さん,一つずつ持っていってください」っと張り紙をしておくようになりました。問題点もあったのか,お月見どろぼうをするのは,小学生以下とする,暗くなってからは,出歩かない,知らない家庭には行かない などのローカルルールも決まってきていました。コロナ禍の中では,今年は行われないかもしれません。今日の給食のメニューは,ご飯,牛乳,けんちん汁,さといもコロッケ,切り干し大根のソース煮,お月見ゼリーです。