読み聞かせのボランティアさん達が,毎月第3水曜日に来てくれます。現在,その数8名です。昔から,「読書はすべての知力の源」と言われるくらい大切なものです。子ども達が一つ一つのお話をボランティアさん達から聞かせていただき,一喜一憂する表情はたまらなく素敵な笑顔です。ところで,おうちで読み聞かせをしようという時の「絵本の読み聞かせのコツ10」を御存じですか。
1. 声や表情を変えない 2. アドリブを加えない 3. 物語の途中で中断せずに読み切る 4. 話の内容を端折らない 5. 本を動かさない 6. はっきり、ゆっくり発声する 7. 読み終わったあと感想を聞かない 8. 繰り返し同じ本を読む 9. 裏表紙までちゃんと見せてあげる 10. 大人の膝の上で読む
声や表情を変えて読んだり、ちょっとしたアドリブを加えたりすると子供はその瞬間はとても喜びますが、ややもすると彼ら自身から湧きたつ想像性を欠いてしまうことになりかねません。(方言は別)本をありのままに伝え、それ以上の登場人物の声や情景は、彼ら自身が想像力を働かせてほしいものです。与えすぎに気を付けて,なるべく丁寧にすべてを見やすくすることに心がけ、彼らがより多くの挿絵に触れ頭の中に描けるようにすることが大切です。おうちならば大切なコミュニケーションの機会をさらに楽しむため、大人の膝の上で必ず読んであげるのもいいですね。